2015年03月12日

「黙の部屋」 折原一 続き

昨晩読み終わりました。前半の異様な緊張感に比べて後半のトリックはやや尻すぼみ感がありました。これはミステリーではなく美術小説なのでしょう。石田黙に取り憑かれた作者の熱さは伝わってきます。著者は何と石田黙作品を多数所有し、2007年に展覧会を開いています。無名の実在した画家を取り上げている小説は類例がなく極めて特殊です。Amazonの書評は微妙ですが、私はこの作品は好きです。
posted by gomeisa at 08:03| 読書

2015年03月10日

黙の部屋 折原一

折原一のミステリーはほとんど読んだつもりになっていましたが、本書はノーマークでした。本屋さんで文春文庫の折原一の棚を見ていて見つけました。本書に登場する画家石田黙はどうやら実在の画家らしく、その画はこの文庫本にもたくさん収録されています。何とも奇妙で迫力のある画です。この画が本書の価値を高めているのは間違いありません。読み始めると止められず、昨日1/3程を読みました。読了するまでネットの情報は遮断しておきます。
posted by gomeisa at 12:17| 読書