2015年03月12日

「黙の部屋」 折原一 続き

昨晩読み終わりました。前半の異様な緊張感に比べて後半のトリックはやや尻すぼみ感がありました。これはミステリーではなく美術小説なのでしょう。石田黙に取り憑かれた作者の熱さは伝わってきます。著者は何と石田黙作品を多数所有し、2007年に展覧会を開いています。無名の実在した画家を取り上げている小説は類例がなく極めて特殊です。Amazonの書評は微妙ですが、私はこの作品は好きです。
posted by gomeisa at 08:03| 読書