2015年07月14日

禁煙治療成績2015

昨年4月から今年3月までの1年間の当院の禁煙治療の成績を調べました。今年は成功率100%でした!昨年も92.3%と好成績だったのですが、100%になるのは初めての事です。内訳を見ると総受診者数が22名、そのうち最後まで5回の診察を受けた者が12名、途中でドロップアウトした者が10名。禁煙治療を完遂した12名は全員禁煙に成功し、途中で止めてしまった10名もその時点で禁煙はできていました。総計では22/22=100%となります(これが公式の禁煙成功率の算定方法です)。
細かく見ると男性17名平均年齢48.6歳、女性5名平均年齢34.4歳、合わせて平均年齢45.4歳。副作用では嘔気10/22=45%、眠気7/22=32%、便秘・腹満感・胃もたれ3/22=14%でした。嘔気、眠気は一般に言われているより多かったです。禁煙後抗うつ薬の使用量が減った方がいらっしゃいました。ニコチンには酵素誘導作用があり向精神薬の効きが悪くなるといわれています。禁煙によって抗鬱薬の効きが良くなった可能性があります。最後に先日講演で使った当院での治療成績に今年のデータを加えて出しておきます。成功率は良いのですが、タバコ税の引き上げが行われた2010年秋の翌年をピークに総受診者数が漸減しているのが問題点です。
禁煙治療成績2015
posted by gomeisa at 11:44| 禁煙