2015年09月15日

「恋歌」朝井まかて著

西尾幹二氏の「GHQ焚書図書開封」の最新刊「維新の源流としての水戸学」に触発されて読みました。維新前夜の水戸藩の凄惨な内乱「天狗党の乱」をほぼ史実通りに描いています。「萩の舎」中島歌子女史の恋の経緯も事実に基づいているようです。史伝としても恋愛ものとしてもやや中途半端な感のある小説でした。そうはいっても昨日から今日にかけて一気に読めたので、それなりに面白かったのでしょう(他人ごとのようにそっけなく)。
posted by gomeisa at 15:56| 読書