2016年12月24日

百式司令部偵察機(その4)

小物の塗装です。プロペラ先端の危険マークの黄色を塗った後、細い帯でマスキングをしました。根本にもちょこっと黄色があります。カウリングにはマスキングゾルを塗っています。

百式司令部偵察機

AirFix機の主塗装の準備がだいたいできました。日の丸周囲には白い帯を付けます。主塗装色は明緑色です。キャノピーマスキングは新方法を試みてみます。縦横を分け、まず横方向のみマスキングテープを張りました。

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機(その5)へ
posted by gomeisa at 13:49| プラモデル

2016年12月23日

百式司令部偵察機(その3)

味方識別帯と日の丸の塗装を行いました

百式司令部偵察機

まず味方識別帯の黄色と日の丸の赤をきれいに出すため、白で下塗りをしました。その後味方識別帯と日の丸のマスキングを行い、味方識別帯の黄色を吹きました。結構余分な所に塗料が付くので、余分な所をラップで包んだ後、日の丸の赤を吹きました。それが上の写真の状態です。さて次はドキドキのマスキング外し。

百式司令部偵察機

あちゃー、スジボリを伝わって赤の塗料が入ってもうた。エアブラシで吹く時に赤を薄め過ぎたようです。これは色々リカバリー処置が必要です。味方識別帯はきれいに塗装出来ています。

百式司令部偵察機

日の丸まわりの白を吹くため再度マスキングしました。今日はここまで。
3機同時製作で、塗装プランがちょいと混乱してきました。エアフィックスは灰緑色、アリイはカーキ、ハセガワは濃緑色のつもりでしたが、日の丸の白縁との関係が変、困ったな。

百式司令部偵察機(その4)へ
posted by gomeisa at 10:52| プラモデル

百式司令部偵察機(その2)

コックピットの胴体への格納と主翼、頭部、尾翼の仮組みを行いました。

百式司令部偵察機
ハセガワのコックピット

どこに着けたら良いのかわかりづらいアリイを組み立てた後、ハセガワのコックピットを組むとその出来の良さに感動します。位置のズレもなく難なく組めますし、ハブが表現されていてリアルです。
次は仮組みした姿。

百式司令部偵察機
エアフィックス

AirFixキットのラインは凸モールド、しかも胴体には殆ど無くツルツル。何だかやる気の起きないキットなのでさっさと組み立てて、塗装もデカール多用にします。主翼尾翼ともガバガバです。接着時には角度をしっかり保つ必要があります。AirFixの伝統の柔らかい材質なので、やりたい人はどんな加工も容易でしょう。

百式司令部偵察機
アリイ。仮組み頭部が曲がっているね。

アリイのコックピットは前後の隔壁・タンクがいいですね。ただこのままでは胴体の窓から後部隔壁が見えてしまうなあ?主翼のはめ込みは工夫されていてピタッと決まります。今気がついたけどこうして並べてみるとアリイの主翼末端の形は少し変ですね。

百式司令部偵察機
ハセガワ

ハセガワの組みやすさは異常。尾翼も差し込んだだけでばっちり決まっています。ただ主翼の上反角に左右差があり要注意です。何だか広々としたコックピットですね。真ん中の隔壁やタンクが欲しくなりました。タミヤ製1/48はどうなっているか気になってきた。

百式司令部偵察機(その3)へ
posted by gomeisa at 10:47| プラモデル

百式司令部偵察機(その1)

百式司令部偵察機1/72を作り始めました。エアフィックス、アリイ、ハセガワ3機同時です!塗装色を明灰白色、カーキ、濃緑色にする予定です。定道通りコクピットから作り始めましたが、各社の違いが色々あっておもしろいです。

百式司令部偵察機
コクピット。上からハセガワ、アリイ、エアフィックス

エアフィックスは殆ど座席のみの簡略さです。アリイは見えない燃料タンクも作っているところが頑張りました。ハセガワはさすがに作りこんであります。座席の形も正確です。なにより組み合わせがピタッと合います。

百式司令部偵察機
胴体。上からハセガワ、アリイ、エアフィックス

機内色は青竹色ではなく、コクピット色(三菱系)Mr.クレオス126を使いました。
パーツ割りを見ると、ハセガワとアリイは頭部とコクピットの処理が同じです。主翼と胴体のパーツ分割は、ハセガワだけ主翼を一体に作り胴体に下から合わせる構造なのに対し、エアフィックスとアリイは左右主翼を分割して作り、胴体に突き刺し固定する構造です。主翼の上反角をきちんと出すには、ハセガワ式が理にかなっています。写真を見れば一目瞭然ですが、ハセガワはコクピット内のハブまで表現しています。ちなみにエアフィックスとハセガワには操縦席の計器パネルがありますが、アリイは何と計器パネルを省略しています(見えない前後席間の燃料タンクは作っているのにね...)。

百式司令部偵察機
コクピット、塗装後。見えない所で塗り残しがあります。

百式司令部偵察機(その2)へ
posted by gomeisa at 10:41| プラモデル

百式司令部偵察機(その0)

色々考えた末次の機体は百式司令部偵察機にしました。陸軍の九七司偵に続く高性能かつ流麗な司令部偵察機です。1/72キットではハセガワが出しています。ややマイナーなARIIも出しています。ARIIのキットは他がII型なのに対しIII型なので貴重です。忘れてならないのがAirfix。もう60年以上前の金型ですが未だに販売されています。

百式司令部偵察機
右下方は最近発売されたハセガワ製緑十字バージョン

百式司令部偵察機
Airfixは伝統の薄いスカイブルー、ハセガワの緑十字バージョンは機体色に合わせて白です。

百式司令部偵察機(その1)へ
posted by gomeisa at 10:13| プラモデル

2016年07月01日

ファインモールド 1/48 九六式艦上戦闘機 発売

ファインモールドから1/48スケールの九六艦戦が2種類発売されます。新金型です!フジミが1/72を出していますが、1/48は現在ありません(以前同じファインモールドが金属パーツ入りの九六艦戦一号と二号一型を出していましたが、現在は販売されていません)。密閉式風防を取り付けた二号二型もあります。箱絵も風情がありますね。これはmust buyです。

ファインモールド 九六式二号艦上戦闘機二型 1/48

ファインモールド 九六式四号艦上戦闘機 1/48
posted by gomeisa at 11:46| プラモデル

2016年05月22日

97司偵(その4完成)

完成しました。

97司偵

デカールを張り固めるためトップコート半艶を吹きました。

97司偵

主翼下面はご覧の通りお隣国民火病必至の図柄です。朝日新聞社のマークですがね。

97司偵

完成です。曲線マスキングは今回タミヤの曲線用マスキングテープ5mm幅を使いましたがうまくできました。使いやすいマスキングテープです。

97司偵

97司偵

左側面。

97司偵

右側面。この朝日新聞社の機体の名前は「神風」です!公募で付けられた名前だそうです。あの朝日新聞社が神風とは時代が感じられますね。
LSの神風号1/72は組みやすい良いキットでした。神風号は何と言っても塗装が派手でチャーミングです。マニアからハセガワに引き継がれた97司偵もありますが、少し複雑でキャノピーの形が平ら過ぎるようです。今回は1機のみ作りました。続けて作るのは無理かもしれません。次は陸軍の九七式重爆撃機でも作ろうかと思案中です。
posted by gomeisa at 21:07| プラモデル

97司偵(その3)

今日の日曜日は朝から製作にかかりました。

97司偵

コクピット内に小物を取り付けました。

97司偵

塗装時に掴めないパーツには掴めるよう工夫、機体には掴み棒をねじ込み、小物のマスキング。

97司偵

下地にベースホワイトを吹きました。コンプレッサーのエア漏れで調子が出ませんでした。

97司偵

「神風号」の肝である青(Mr.COLOR 65 インディーブルー)を吹きました。少し塗料が濃かったのか梨地になってしまい、何度も吹いているうちに厚化粧になってしまいましたね。あとは青色部分に問題の曲線マスキングをしてシルバーを吹けば塗装は終わりです。
posted by gomeisa at 20:54| プラモデル

2016年05月16日

97司偵(その2)

97司偵はサクサクと進んでいます。窓が多い飛行機ですが、キャノピーのマスキングは意外にスムースでした。「神風号」は青色の曲線塗装が少し難しいかもしれませんね。

97司偵
posted by gomeisa at 08:37| プラモデル

2016年05月04日

97司偵(その1)

2016年5月04日
次の飛行機は九七式司令部偵察機(97司偵)にしました。LS→アリイ→マイクロエースとマニア社→ハセガワ製の1/72キットがあります。マイクロエースには朝日新聞社の東京からロンドンまで飛行した「神風号」があります。銀色と青色の派手な塗装です。今回作ってみたいと思ったのはこの塗装ゆえ。朝日新聞社は戦前は飛行機に神風と名前を付けるほど国粋的だったんですね。今から見ると笑っちゃいますが。

97司偵
上段は古いマニア社製の97司偵
下段はLSの神風号と97司偵
posted by gomeisa at 15:47| プラモデル

2016年05月03日

五式戦(完成写真)

2016年5月01日
昨日の続きです。

五式戦

五式戦

ファインモールド製カーキー色に塗った五式戦は初めから使いたい機体色だったし、トップコート艶消しもうまく吹けて満足の仕上がりです。五式戦の機体色は濃緑色なのか黄褐色なのか諸説あるみたいです。陸軍機はジュラルミン無塗装で派手なマーキングか黄褐色がいいですね。

五式戦

五式戦

アオシマ製濃緑色塗装の五式戦は最後のトップコート半つや消し吹きをミスって、一部にクモリが出てしまいました。トップコートは多く吹きすぎると白濁する難しい点がありますね。アオシマ製は深いスジボリのためマスキングしても塗料がスジに沁み込んでしまい、機体側面の日の丸などデカールを使わざるを得ませんでした。しかしデカールの出来は良いです。墨入れとウェザリングも一応行いましたが、出来はまだまだですね。アオシマは細かく作ろうとしているのは良いのですが、パーツの分割や合いの悪さがあって苦労しました。
五式戦は三式戦(飛燕)のエンジンを液冷から空冷に装換した愛称もないマイナーな機種です。しかし飛燕譲りの機体はかっこいいと思います。空冷エンジンのため機首が膨らんでいるのも、すっとした飛燕よりも実は好きです。
九六式艦戦、五式戦と真面目な戦闘機が続いたので、次は何か楽しげな機体を作ってみたいと思っています。
前 五式戦(その7完成)
posted by gomeisa at 12:30| プラモデル

五式戦(その7完成)

2016年4月30日
巷ではGWですが、昨日休みだっただけで、何だか普通な感じです。さて、五式戦ようやく完成しました!

五式戦

左のファインモールド製カーキー色の五式戦は飛行第5戦隊、右のアオシマ製濃緑色の機体は飛行第59戦隊の塗装です。全体的には細かすぎるアオシマ製より適度なファインモールド製の方が組みやすかったですね。アオシマ製では色々やらかしていますが、それはまた後日。

五式戦

前 五式戦(その6) | 次 五式戦(完成写真)
posted by gomeisa at 12:25| プラモデル

五式戦(その6)

2016年4月22日
今週の水曜午後は五式戦製作の続き。機体下面に銀色を塗りました。明灰白色でも良かったけれど今回は銀色を吹きました。機内色も青竹色ではなくカーキ色です。マスキングが不十分で胴体側面と上面にも回ってしまいました。一種のウェザリングとして目をつむります。

五式戦

ちなみにマスキングを外した上面はこんな感じです。後は小さいパーツを付け、デカールを貼れば完成。墨入れとウェザリングはどうしよう。

五式戦

前 五式戦(その5) | 次 五式戦(その7)
posted by gomeisa at 12:22| プラモデル

五式戦(その5)

2016年3月27日
日曜の午後は五式戦製作の続き。

五式戦

キャノピーのマスキングをしました。ひとつはマスキングテープで、もうひとつは昔ながらのマスキングゾルで。テープは五式戦用の既成品なのでそれなりに楽でした。

五式戦

主塗装は土草色(クレオス Mr.COLOR 132)をファインモールド製に、濃緑色(川崎系)(Mr.COLOR 130)をアオシマ製に塗りました。土草色は元々つや消しだったのに間違ってさらにフラットベースを入れてしまったので超艶消しになっています。後は下面色を塗って、細部のパーツを取り付けるだけです。結構長くかかっていますね。ペースを上げないと。
前 五式戦(その4) | 次 五式戦(その6)
posted by gomeisa at 12:18| プラモデル

五式戦(その4)

2016年3月16日
五式戦1/72その後です。

五式戦

胴体の日の丸をマスキングしました。

五式戦

日の丸の赤を塗装後。

五式戦

ドキドキの眼帯外し。あれ、胴体日の丸からスジボリに塗料が入っていってしまいました。アオシマはスジボリが深いのでマスキングが十分効きません。これではデカールで対応するしかありませんね。

五式戦
アオシマ製五式戦はスジボリが深い


前 五式戦(その3) | 次 五式戦(その5)
posted by gomeisa at 12:14| プラモデル

五式戦(その3)

2016年3月04日
飛行機プラモデルのリストを作ってみたら、その完成率の低さに愕然として、一昨日の水曜の午後は五式戦にクレオス・ベースホワイトを吹きました。

五式戦
左がアオシマ、右がファインモールド製
(この逆光写真の主役は、実は後ろの春らしい陽射し)

五式戦
アオシマ製
最近のアオシマのスジボリは深いですね。

五式戦
ファインモールド製

塗装中にマスキングが外れ、コクピット内にベースホワイト粒子の侵入を許す痛恨のミス。
リストを作ってみると、あれもないこれもなかったとさらに買い足しに走ってしまい、逆効果だったかも。
前 五式戦(その2) | 次 五式戦(その4)
posted by gomeisa at 12:04| プラモデル

五式戦(その2)

2016年2月21日
ぼちぼちと作っている五式戦(ファストバック型)の素組みがおわりました。こうして見ると川崎機は主翼のラインが前縁、後縁とも直線で潔いですね。中島も直線ですが、前縁は後退角がなく左右一直線です。三菱は零戦でご存知の通り優雅な楕円翼です。主翼形に関して何が正解かは設計者の好みや感性もあるようです。

五式戦

左がアオシマ製、右がファインモールド製です。一式戦(隼)から四式戦(疾風)まで全て1/72が揃っているハセガワも、五式戦は1/48はあっても1/72がありません。戦争末期昭和20年に制式化され総製作機体数も400機に満たず、連合軍のコードネームもないという地味な存在ですので仕方がありませんね。でもにわか作りにしてはカッコ良い機体だと思います。飛燕のような水冷エンジンではなく手慣れた空冷エンジンのため取り扱いが容易で(これ大事)性能も良かったそうです。アオシマ/ファインモールドよ五式戦を作ってくれてありがとうです。
アオシマ製は最近の流行りかスジボリが深くて表面が梨地です。ファインモールドは表面はツルツル、設計図にも書いてあるとおり主翼と胴体の接合が悪く少し隙間が出ますので、指示通り溶きパテで修正しました。コックピットはアオシマは細かすぎ、エンジンも同様で(この構造で本当にプロペラが回るのだろうか?)組み立てが煩雑です。ファインモールドはあっさりしていて老眼には楽です。
塗装をどうしようか思案しています。五式戦は上面は濃緑色かカーキ色、下面はシルバーか明灰白色です。塗装パターンはあまりバリエーションがなく、スピナーの色が色々ある位です。とりあえず上面カーキには拘っていますが、下面色、何部隊にするか等まだ決めていません。
前 五式戦(その1) | 次 五式戦(その3)
posted by gomeisa at 11:57| プラモデル

五式戦(その1)

2015年12月13日
オリーブドラブ色の戦闘機を作りたくて、五式戦に取り組んでいます。五式戦は陸軍最後の制式機で、有名な三式戦「飛燕」の空冷エンジン版です。これが意外に高性能だったのですが、いかにせん時すでに遅しでした。
1/72スケールではアオシマファインモールドから出ています。アオシマ製は深いモールドが印象的です。ただコクピットは凝りすぎてローガンズにはいささかつらい。その点ファインモールド製はあっさりできています。ただし全体にバリが多いです。アオシマ製はオリーブドラブで塗装し、今回スミ入れに挑戦します。ファインモールド製はノーマルな濃緑色でいきましょう。
次 五式戦(その2)
posted by gomeisa at 11:51| プラモデル

2014年12月21日

富嶽 フジミ 1/144

フジミ 富嶽 1/144 & B-29
フジミ 富嶽 1/144 & B-29
同じ1/144スケール、左が「富嶽」右はB-29です。富嶽の驚愕の大きさに度肝を抜かれます。富嶽とは何?太平洋戦争末期に計画されていた超大型爆撃機です。これで米本土を爆撃しドイツに着陸する計画でした。計画者は中島飛行機を作った中島知久平です。戦争末期で計画は実行に移されることはなく、プランで終わりました。しかしフジミはプラモデルにしてくれたのです!比較のために買ったB-29と並べて見るとその大きさに驚きます。右上のパーツは戦闘機の雷電と鍾馗です。その小さいこと。起死回生の超重爆撃機が早くから作られていれば...ミリオタの妄想は尽きません(私はミリオタではありませんよ、念のため)。
posted by gomeisa at 16:52| プラモデル

2012年11月03日

「かぐや」が完成

先日完成した「かぐや」のプラモの写真を撮りました。かぐやは造形的にとにかく変です。月での探査に特化した結果でしょうが、ごらんの通り支えがないとソーラーパネルが保持できません。前方に長い棒が突き出ています。付けませんでした4本の細い棒のパーツもあります。プラモデルとしてはほとんど失敗しました。

かぐや

かぐや

かぐや
posted by gomeisa at 12:29| プラモデル