2016年12月27日

九七式重爆撃機(その1)

とあるネットショップでアオシマ 九七式重爆撃機 1/144を普通の値段で売っているのを見つけ購入しました。2機セットです。前にオークションで入手したハセガワと中味はまったく同じでした。ということはやはり元はイマイの金型なのですね。さすがに新しいのでデカールは使えそうです。九七式重爆撃機の迷彩は様々な手書きパターンがあります。1/144と小さいので難しそうですが、2パターン挑戦してみましょう。

アオシマ製97式重爆撃機 1/144

今回は下地塗りなしで灰緑色(Mr.COLOR 128)を吹きました。結構緑っぽい色です。コックピット内には何もない潔さ!さて、これから問題の迷彩塗装です。ひとつは筆塗りで、もうひとつはエアブラシでしようと考えています。両方ともフリーハンドで!

アオシマ製97式重爆撃機 1/144

九七重爆はユンカースベースの九三重爆を継いだ、陸軍の初めての純国産重爆撃機ですが、こうしてみるとかっこよくまとまっていますね。後ろの大きな窓は何のためにあるのと疑問に思いますが、後上方の敵機を撃っていたのです。プラモデルでは省略されていますが、機体下面にも銃座があるはずです。この後丸窓の銃座の付いた機体になります。居住性は良いとはいえず、機関士に座席はなく、機内にトイレも無し!戦いのための飛行機は大変なんです。

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2016年12月25日

百式司令部偵察機(その9)

ハセガワ製百式司令部偵察機がようやく完成しました。これで3機完成です。AirFix、アリイと並行して作ってみると今更ながらハセガワの出来の良さがよくわかりました。パーツがぴったり合い、組みやすく間違いのないように工夫されています。キャノピーの精巧さなど差が歴然でした。

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

最後はお約束のアングルで。キャノピーの枠も太さがちょうど良く、市販品のマスキングも具合が良かったです。一度百式司令部偵察機を3機並べて写真をとってみます。
さて、ようやく次の機体に取り掛かれます。宣言したとおり四式戦です。戦後の米国の評価では日本の戦闘機のNo.1です。零戦もいうまでもなく傑作機ですが、疾風は大戦後期の戦闘機なので当然性能差があります。今回は四式戦では最高評価のハセガワ1/48です。ついでにごく簡単な1/72も作りましょう。
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百式司令部偵察機(その8)

真打ちハセガワ製百色司偵も大詰めです。まずキャノピーのマスキングです。窓の数も多いので今回は市販品のマスキングテープを使いました。ハセガワのキャノピーはAirFixやアリイに比べると格段に美しいです。

百式司令部偵察機

キャノピーを接着し、カウリング、プロペラを組み立てました。主翼の日の丸は白縁なしですので、日の丸周りの白塗りは不要でした。

百式司令部偵察機

主翼下面をマスキングテープで覆います。胴体側面は境界を少しぼかしたいので、両面テープを使い少し隙間を作って紙で覆いました。

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

Mr.カラー124 濃緑色(三菱系)を吹きました。エンジンナセルは見方識別帯のマスキングとの関係があって、塗装後に付けることにしました。機体下面はAirFix製を作った時に灰緑色を既に吹いてあります。

百式司令部偵察機

さあもう少しです。仕上げはまた後日。

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百式司令部偵察機(その7)

アリイ製百式司令部偵察機三型が完成しました。III型は驚くほどスマートな機体です。塗装は尾翼に虎マークを付けた独立飛行第18中隊機です。上部にハセガワから転用した通信アンテナをとりつけました。虎のデカールもハセガワ機から借用です。通信線も必須ですので0.2mmの真鍮線で作ってみました。

百式司令部偵察機

Mr.カラー132の土草色を塗ってパーツを並べたところ。五式戦にも使ったこの色は戦車用の艶消しなので飛行機に塗るとマットになり過ぎますね。次からは完成写真です。

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

お気づきかもしれませんが、翼端灯の色が左右逆でした。やはり左翼はアカでないとね。さて最後は本命ハセガワ機です。濃緑色で行きます。

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2016年12月24日

百式司令部偵察機(その6)

2機目のアリイ製の主塗装前の準備をしました。昨日も書いたようにアリイ製の百式司令部偵察機は頭部に特徴がある三型です。キャノピーのマスキングは今回はマスキングゾルを使いました。機体色はカーキ色、日の丸回りは白縁付きです。

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

コックピット内の右側にある白い部品はプラ板です。右側の胴体のパーツが激しく変形していて合わないため、外に膨らますよう挟んだら調度良い感じになりました。

百式司令部偵察機
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百式司令部偵察機(その5)

AirFix製の百式司令部偵察機二型がまず完成しました。尾翼に菊水の部隊マークが付いた独立飛行第16中隊機です。まだ2機控えていますので、スジ入れやウェザリングは一切なしです。キャノピーのマスキングは割合うまくいってシャープに入れられたと思います(6枚目の写真は細めのキャノピーピラーを強調してみました)。AirFix製百式司令部偵察機は大胆な省略の割には良い形です。前輪の脚が少し長く感じますね。

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機

百式司令部偵察機
夜間飛行機っぽく。スマートな機体シルエットです。

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百式司令部偵察機(その4)

小物の塗装です。プロペラ先端の危険マークの黄色を塗った後、細い帯でマスキングをしました。根本にもちょこっと黄色があります。カウリングにはマスキングゾルを塗っています。

百式司令部偵察機

AirFix機の主塗装の準備がだいたいできました。日の丸周囲には白い帯を付けます。主塗装色は明緑色です。キャノピーマスキングは新方法を試みてみます。縦横を分け、まず横方向のみマスキングテープを張りました。

百式司令部偵察機

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2016年12月23日

百式司令部偵察機(その3)

味方識別帯と日の丸の塗装を行いました

百式司令部偵察機

まず味方識別帯の黄色と日の丸の赤をきれいに出すため、白で下塗りをしました。その後味方識別帯と日の丸のマスキングを行い、味方識別帯の黄色を吹きました。結構余分な所に塗料が付くので、余分な所をラップで包んだ後、日の丸の赤を吹きました。それが上の写真の状態です。さて次はドキドキのマスキング外し。

百式司令部偵察機

あちゃー、スジボリを伝わって赤の塗料が入ってもうた。エアブラシで吹く時に赤を薄め過ぎたようです。これは色々リカバリー処置が必要です。味方識別帯はきれいに塗装出来ています。

百式司令部偵察機

日の丸まわりの白を吹くため再度マスキングしました。今日はここまで。
3機同時製作で、塗装プランがちょいと混乱してきました。エアフィックスは灰緑色、アリイはカーキ、ハセガワは濃緑色のつもりでしたが、日の丸の白縁との関係が変、困ったな。

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posted by gomeisa at 10:52| プラモデル

百式司令部偵察機(その2)

コックピットの胴体への格納と主翼、頭部、尾翼の仮組みを行いました。

百式司令部偵察機
ハセガワのコックピット

どこに着けたら良いのかわかりづらいアリイを組み立てた後、ハセガワのコックピットを組むとその出来の良さに感動します。位置のズレもなく難なく組めますし、ハブが表現されていてリアルです。
次は仮組みした姿。

百式司令部偵察機
エアフィックス

AirFixキットのラインは凸モールド、しかも胴体には殆ど無くツルツル。何だかやる気の起きないキットなのでさっさと組み立てて、塗装もデカール多用にします。主翼尾翼ともガバガバです。接着時には角度をしっかり保つ必要があります。AirFixの伝統の柔らかい材質なので、やりたい人はどんな加工も容易でしょう。

百式司令部偵察機
アリイ。仮組み頭部が曲がっているね。

アリイのコックピットは前後の隔壁・タンクがいいですね。ただこのままでは胴体の窓から後部隔壁が見えてしまうなあ?主翼のはめ込みは工夫されていてピタッと決まります。今気がついたけどこうして並べてみるとアリイの主翼末端の形は少し変ですね。

百式司令部偵察機
ハセガワ

ハセガワの組みやすさは異常。尾翼も差し込んだだけでばっちり決まっています。ただ主翼の上反角に左右差があり要注意です。何だか広々としたコックピットですね。真ん中の隔壁やタンクが欲しくなりました。タミヤ製1/48はどうなっているか気になってきた。

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posted by gomeisa at 10:47| プラモデル

百式司令部偵察機(その1)

百式司令部偵察機1/72を作り始めました。エアフィックス、アリイ、ハセガワ3機同時です!塗装色を明灰白色、カーキ、濃緑色にする予定です。定道通りコクピットから作り始めましたが、各社の違いが色々あっておもしろいです。

百式司令部偵察機
コクピット。上からハセガワ、アリイ、エアフィックス

エアフィックスは殆ど座席のみの簡略さです。アリイは見えない燃料タンクも作っているところが頑張りました。ハセガワはさすがに作りこんであります。座席の形も正確です。なにより組み合わせがピタッと合います。

百式司令部偵察機
胴体。上からハセガワ、アリイ、エアフィックス

機内色は青竹色ではなく、コクピット色(三菱系)Mr.クレオス126を使いました。
パーツ割りを見ると、ハセガワとアリイは頭部とコクピットの処理が同じです。主翼と胴体のパーツ分割は、ハセガワだけ主翼を一体に作り胴体に下から合わせる構造なのに対し、エアフィックスとアリイは左右主翼を分割して作り、胴体に突き刺し固定する構造です。主翼の上反角をきちんと出すには、ハセガワ式が理にかなっています。写真を見れば一目瞭然ですが、ハセガワはコクピット内のハブまで表現しています。ちなみにエアフィックスとハセガワには操縦席の計器パネルがありますが、アリイは何と計器パネルを省略しています(見えない前後席間の燃料タンクは作っているのにね...)。

百式司令部偵察機
コクピット、塗装後。見えない所で塗り残しがあります。

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posted by gomeisa at 10:41| プラモデル